「セオ(SEO)対策」って何?クリニックのSEO対策初級編

よくお電話とかで案内がありますよね。
ども、SEO対策大好きの大輔です!

おそらくSEO対策についてであれば28時間は語れます。
…意味があるかないかは保証できませんが。

SEO対策についてはぼちぼち歴史ができるくらいいろいろとあります。
なので10年以上前に効果があった方法はたいてい意味がありません
断言します!

「コンテンツマーケティング」
というのはGoogleの理念にあっていると思いますので効果はあります…という前に「セオ」ってなんやん!
というところからまとめていきたいと思います。

SEO対策とは?

SEO対策とは「検索エンジン最適化」といわれ、簡単にいうなれば検索した際にホームページが上位に表示されるように対策することを指します。

SEO対策をする必要性は「ホームページのアクセス獲得」です。
ホームページは制作しただけでは集客に結び付きません。
多くの方に見てもらってはじめて集客につながります。

ホームページにアクセスを集める方法は正直たくさんあります。
その中でもSEO対策が今の時代でも重宝される理由は「質の良いアクセス」を獲得することができからです。

正直、アクセスを多く集めるだけであれば、1,000円で500アクセスを獲得することもできます。
もっといえば、無料で1,000アクセス獲得することもできると思います。

ただ、アクセスを集めるのは本来の目的ではありません。
「集客すること」が主な目的になります。

SEO対策のアクセスの「質」とは?

SEO対策で主に対策するワードはクリニックの場合ですと「地域名+業種名」です。
※「渋谷+歯科」「中野+内科」「吉祥寺+美容外科」など。

美容外科や自由診療の場合、商圏が広くなりますので、地域によっては「業種名」「診療名」などのいわゆる単独ワードで対策することも効果的です。
※「インプラント」「ニキビ治療」「脂肪吸引」など。

アクセス対策を行う上で重要なことは「アクセスの量」もそうですが「アクセスの質」も同じように重要です。
極端な話、1万アクセス獲得できて1人の集客より100人のアクセスで10人の集客の方が効率的です。

この「100人のアクセスで10人の集客」を可能とするのが「アクセスの質」であり「SEO対策」です。

例えば、沖縄の那覇市で経営している保険診療メインの歯科クリニックの場合、「札幌 歯医者」で上位表示したところで集客できるでしょうか?
おそらく、「札幌 歯医者」で検索するユーザーは「札幌市内で歯医者を探している方」が多いと思いますので、那覇市のホームページが上位表示されていてもクリックされたとしても来院にまでは結び付けられないと思います。
なぜなら、歯科の一般診療の場合、地域性が重要になるためです。

逆に、例えば「那覇駅 歯医者 無痛」のワードで上位表示された場合はどうでしょうか?
クリニックの強みが「無痛診療」でかつホームページでしっかり「無痛診療」を表現できていれば、ユーザーの目的と合致しますので来院に至る可能性は高まります。
3~10アクセスで1来院が期待できるワードです。

このように、「質の高いアクセス」を獲得できるのが「SEO対策」です。

SEO対策の効果とは?

治療を検討している方はネットを利用してクリニックを探す方が大変増えています。
また、ネットで調べる際には大抵1ページ目に表示されているクリニックのホームページを比較してクリニックを決めます
ホームページをもっているだけではネット検索で上位に表示されることは少ないため、アクセスを獲得することができません。
アクセスを集めるためのひとつの対策が「SEO対策」です。

「地域名+業種名」「地域名+診療名」などで検索した際にホームページが上位表示されていれば、見込みの患者さんにホームページを見てもらえるため、しっかり特徴を伝えることができれば集患に結び付けることができます。
その他、アクセス対策としてリスティング広告も有名ではありますが、競合が増加している傾向で利用料金が高くなっていますので、ホームページで集患をする際にはまずSEO対策を検討することが重要です。

SEO対策の方法

SEO対策の基本的な対策は「内部対策」と「外部対策」があります。

内部対策

内部対策はタグの最適化やキーワードの最適化、内部リンクの調整、読み込み速度の改善、コンテンツの量、コンテンツの質などホームページの内部における対策です。
今回は簡単にできる対策を4つご紹介します。

タイトルの調整

タイトル箇所はSEO対策においてかなり重要な箇所です。
タイトルに対策ワードが入っていない場合、キーワードと関係が薄いサイトと認識されるため上位表示が困難になります。

ただし、上位表示したいキーワードをむやみに入れるのも問題があります。
例えば、渋谷にある歯科クリニック(仮称、ホスピタルクリニック)の場合
「渋谷 歯科 歯医者 インプラント 矯正歯科 虫歯治療 入れ歯 ホスピタルクリニック」
とタイトルをつけた場合、それぞれのキーワードに効果が分散されてしまいますので、どのキーワードも上位表示されなくなる可能性があります。

「渋谷 歯科」
「渋谷 歯医者」
「渋谷 インプラント」
「渋谷 矯正歯科」
「渋谷 虫歯治療」
「渋谷 入れ歯」
のキーワードで上位表示を目指す場合、それぞれページを制作し対策する方がより効果的です。

その場合のタイトルとしては、例えば
「渋谷 歯科」「渋谷 歯医者」⇒渋谷の歯科(歯医者)ならホスピタルクリニック
「渋谷 インプラント」⇒インプラント治療 | 渋谷の歯科(歯医者)ならホスピタルクリニック
「渋谷 矯正歯科」⇒矯正歯科 | 渋谷の歯科(歯医者)ならホスピタルクリニック
「渋谷 虫歯治療」⇒虫歯の治療 | 渋谷の歯科(歯医者)ならホスピタルクリニック
「渋谷 入れ歯」⇒入れ歯(義歯) | 渋谷の歯科(歯医者)ならホスピタルクリニック
などのタイトルにするとキーワードが絞られるため効果的です。

コンテンツの質の向上

ユーザーが求めている情報がわかりやすく掲載されているとより上位表示されやすくなります。

例えば、インプラントで上位表示を目指す上位表示を目指す場合、診療名と料金だけ掲載されているページは上位表示されるでしょうか?
おそらく、ユーザーがそのページを見ても
「どのような治療なのか?」
「そもそもインプラントとは何か?」
「インプラントのメリットは何なのか?」
「インプラントのデメリットは何なのか?」
「他のクリニックのインプラント治療と何が違うのか?」
という疑問に応えることができず、ユーザーにとって有益な情報を提供できていないため、おそらく上位表示されることは難しいです。

逆に、現状の自院のホームページを確認した際に情報が薄いと感じた場合、追加することで上位表示を目指すことができます。

「どのようなコンテンツを追加したらよいか?」
おそらくこのような疑問をもたれる方は多いかと思います。

その場合は「患者さんがクリニックを比較する際に必要な情報」に注目すると良いかと思います。

例えば
「スタッフ情報」
「強み・特徴」
「治療の詳細」
「院内の雰囲気」
「詳細なアクセス情報」
「料金表」
などです。

さらに深掘りして「強み・特徴」にフォーカスをあてるならポイントを5~7つくらいにまとめそれぞれ詳細に紹介していくと良いでしょう。
イメージとしては、例えば「無痛治療」が強みである場合はこんな感じの文章です。

Point①:ほとんどの患者さんから「痛みがほとんど感じない!」と驚かれる無痛治療
歯科嫌いの中で一番多い理由は「痛み」ではないでしょうか?当院には「痛み」が苦手な方が多くご来院されます。当院の無痛治療は単純な痛みだけではなく、しっかりとカウンセリングを行い、「怖い」「痛い」という不安や恐怖感を和らげた上でで治療を行います。
また、できる限り痛みの少ない方法を選択することで「内面側」「外面側」双方から「痛みを極力少なくする」治療を行っています。

これを機会にホームページの情報を改めて確認してみてはいかがでしょうか?

コンテンツの量の改善

1ページもののホームページより10ページもののホームページの方が情報が充実しているためより上位表示されやすい傾向にあります。
自院のホームページのページ数が上位表示されている他院のホームページよりページ数が少ない場合にはページ追加を検討する必要があります。

ただし、例えば業者さんにページ追加を依頼した場合、ページごとに料金が発生してしまいます。
コストを抑えてできるページ追加の方法としては「ブログの設置(CMS)」をおすすめします。

初期費用は発生してしまいますが、設置後は何ページ増やしも費用が発生しません。

ページを増やす際に注意をしなければいけない点は「ただページを増やせばいい」ということではないことです。
例えば、
「おはようございます!今日の昼ごはんは○○ラーメンを予定しています。とてもおいしいラーメンですのでとても楽しみです!特に特性みそラーメンは絶品です。女性でも入りやすい雰囲気のラーメン屋さんなので、気になる方は是非行ってみてください。自院のすぐ近くです♪」
のような内容です。

情報自体が薄いですし、クリニックにもあまり関係のない情報のため、いくらこのような記事を投稿しても良質なアクセスを獲得することはできません。
※ラーメン屋さんの店名検索でもしかすると上位表示される可能性はありますが…。

集患に関連するワードで上位表示を目指すのであればキーワードに関する詳細の情報をブログでまとめると効果的です。

例えば
「歯を抜かない非抜歯矯正って知っていますか?」
「八重歯になる原因と治療方法」
「口臭でお悩みの方必見!7つの原因と治療方法」
「歯周病は出産時期を狂わせる?早めの治療がおすすめです」
「親知らずの治療ってどんな感じ?費用と治療方法とは」
のようなテーマです。

それぞれ専門的に画像付きで詳しく紹介すると、専門的な内容のためあらゆるキーワードでの上位表示と集患が期待できます。

外部リンクの調整

ホームページで外部のサイトの紹介をするとSEOのパワーが紹介するサイトに流れてしまい、自院のホームページのSEO対策のマイナス要因になってしまいます。

調整方法はいたって簡単です。

1つ目は紹介しないことです。
2つ目は紹介する際に「nofollow」タグを使用することです。

個人的には2番目の方法がおすすめです。

設置方法は
<a href=”http:/○○.com”>○○</a>
という記述があった場合
<a href=”http:/○○.com” rel=”nofollow”>○○</a>
という記述に変更するだけです。

今のアルゴリズムでどれだけ通用するかは明確ではありませんが、ある程度の効果はあるかと思います。
特に商用サイトへのリンクや信頼できないサイトの場合には効果はあります。

外部対策

外部対策とは、「自院のホームページ以外のサイトからホームページを紹介してもらう対策」です。
例えば、提携しているクリニックのホームページに自院のホームページのURLを掲載してもらうことです。

注意すべき点は4点。
①質
②関連性
③量
④継続性
です。

外部リンクの質

外部リンクの質とは紹介してくれるサイトの価値です。

例えば、内閣府、NASA、東京大学などの社会的に評価されているホームページからの外部リンクは質が高いといえます。
なぜならば、「有力なサイトが紹介するサイトには価値がある」とGoogleが判断するからです。
イメージとしてはなんにも医療に携わっていない方から紹介される名医と名医と呼ばれている方から紹介される名医の信憑性の違いです。
※言葉に語弊がありましたらすみません。

お伝えするべき点としては、「信憑性の高いサイト」からの紹介には「価値がある」という点です。

外部リンクの関連性

例えば、歯科の場合ですと「医療関連」のサイトからの外部リンクの方が効果的です。
関連性が高いことでGoogleはより外部リンクの価値を評価します。

例えば、歯科の場合で「飲食関連」のサイトからの外部リンクが多い場合どのように評価すると思いますか?
きっと「飲食関連のサイトから多く外部リンクを獲得しているということは飲食関連のサイトとして評価が高いのだろう。」と判断される可能性があります。
関連性の薄いサイトからはあまりリンクは貼られませんからね。

簡単にできる対策としては、「医療系の無用ポータルサイトないしは掲載中の有料ポータルサイトにリンクを貼る」ことです。
もし、リンクを掲載していないのであればすぐにでもできる対策となります。

外部リンクの量

質だけはなく「量」も重要です。
1サイトからしか紹介されていないサイトと100サイトから紹介されているサイトの場合、おそらく後者の方が信憑性が高いと思います。

外部リンクの量が多いということはそれだけ多くの方が紹介しているということになりますので、Googleは多くのサイトから紹介されているサイトの信憑性は高いと評価しより上位に表示されやすくなります。

おすすめの方法としては「SNSによるブログ記事拡散」です。
いわゆる「バズる」という現象が起こるとリンクが一気に拡散します。

通常、1サイトのリンクを増やすだけでも大変ですが、うまくいくと一気に100リンク以上獲得することができます。

外部リンクの継続性

一過性の外部リンクの増加はGoogleは評価し続けません。
なぜなら、たまたまその時期にユーザーに人気があった評価されるためです。

継続的にリンクを増やすためにはどのような方法があるか。
やはり、上述通りSNSでの拡散がおすすめです。

継続的に記事を更新しリンクを獲得することが手っ取り早く確実な方法かと思います。

まとめ

今回は無料でできるSEO対策を中心にまとめさせていただきました。
正直、SEO対策だけでも十分集客できているクリニックは多数あります。

気を付けていただきたいのは
①SEO業者
②ホームページ
③地域性
です。

SEO業者はたくさんあります。
ただ、全ての業者さんが優良なわけではありません。
なのでまずは「コンテンツマーケティング」から進めることをお勧めします。
ブログ導入で3か月で2倍アクセス増加、集客1.5倍という例もざらにあります。

ホームページが魅力的でなければアクセスがいくら獲得できても集客につながりません。
ある程度の集客率を確保できた上での対策をおすすめします。
※「かっこいい今風のホームページのデザイン」より「しっかり自院の魅力を伝えられている」ことが重要です。
デザインは二の次で問題ありませんが、スマホで閲覧した際の見え方はとても重要です。
スマホ最適化がされていないのであれば、その点を改善するだけで集患数は1.2倍以上になります。

地域性についてはそもそもネット集客に不向きなエリアの場合には対策する必要はそこまでありません
ユーザーがどのようにクリニック選びをしているのかがとても重要です。

「SEO対策を検討しているけどどこに頼めばいいかわからない。」
「SEO対策業者に依頼しているが全然上がらない。」

という方は是非一度ご連絡くださいませ。

SEO対策に関しては100院以上の実績がございます。
SEO対策をご検討の際には是非当社にご相談くださいませ。

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